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【自作PC】PCパーツを選ぶ優先順位について【CPU/GPUが最初】

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自作PC 初心者ガイド

PCを自作する際には、パーツ選びが重要ですが、どのパーツをどの順番で選べばいいのか迷ってしまうことも多いでしょう。

 

選び順を間違えてしまったとしてもパーツを購入するわけではないので、また一から選び直せば何の問題もありません。

しかし、適当な順番で選んでしまうと性能、予算、互換性などがピタッと収まらないことが多くなったり、調整作業が多くなったりします。

 

そこで、自作PCを何回も組んできた私が経験則にもとづいて、この順番が良いだろうという優先順位を解説していきます。

あくまで一例で、絶対にこの優先順位でないとダメというわけではないので、あくまでベースとしつつも、自分のやり易いように臨機応変に変えてもらえればと思います。

 

PCパーツを選ぶ際の優先順位について

パソコンを組み立てる際には、基本性能を決定づける重要なパーツがあります。

特に、CPUやGPUなどの高額なパーツは性能に大きく影響するため、優先して選ぶことが大切です。

また、重要なパーツを決めれば、規格などの互換性から他のパーツもある程度絞り込むことができるので、スムーズにパーツを決めることができます。

 

基本性能の4パーツを優先的に決める

PCパーツ 優先順位 1 CPUPCパーツ 優先順位 2 グラフィックボードPCパーツ 優先順位 3 メモリPCパーツ 優先順位 4 ストレージ

パソコンの基本性能を左右する主要なパーツは、CPU、GPU、メモリ、ストレージの4つです。

 

自作PCで選ぶ楽しみ、組み立てる楽しみがあると思いますが、忘れてはいけないのが、パソコンの主な目的は何かの作業を処理するということです。

そのため、自分の使用用途に対して十分快適な性能があることが重要なので、主要な4つのパーツを優先的に選びます。

 

その中でも性能・価格面からCPU・GPUが最優先

主要な4つのパーツの中でも、処理性能・速度に直結するCPUとGPUを優先的に選びます。

基本的に物事を決める時は、大枠から決めるのが鉄則だと考えているので、パソコンの中でも処理性能に直結する重要なパーツ、かつ、金額の大きいパーツ(全体の4~6割)から選ぶのが重要です。

 

例えば、バッグに荷物を詰めていく際に、大きな荷物から入れた方が、そのスキマに細かいものを入れることができるのでスムーズに詰め込むことができます。

これに対して、小さいものから入れてしまうと大きい荷物を入れたいとなった時に、一発で入ればいいですが、細かいものをいったん出して調整することがほとんどだと思います。

 

自作PCのパーツ選びでも同じで、まずは、パソコンの処理性能、金額という観点で大枠となるCPU・GPUを優先的に選ぶことでスムーズの選んでいくことができます。

 

残りのパーツは規格などから絞れる

パソコンの主要なパーツであるCPU、GPU、メモリ、ストレージの4つを決めれば、規格などの互換性からある程度パーツを絞ることができます。

そのため、それ以降のパーツは芋づる式に決めていくことができます。

 

CPUが決まれば、ソケット形状からCPUクーラーも大体決めることができます。

マザーボードも、IntelかAMDのどちらに対応しているのかとメモリ規格、M.2 SSDのスロット数から絞り込むことができます。

 

CPUとグラフィックボードが決まれば、必要な電力が大体決まってくるので、電源ユニットのワット数から絞ることができます。

CPUクーラーの高さ、グラフィックボードの長さ、電源ユニットの奥行き、マザーボード規格、ストレージ構成などが決まれば、PCケースも決めることができます。

 

このように、パソコンに基本性能に直結するCPU・グラフィックボード・メモリ・ストレージを決めれば、ソケット形状や規格などの互換性から芋づる式にパーツを絞り込むことができるので、他のパーツもスムーズに決めることができます。

 

 

PCパーツを選ぶ際の優先順位の具体例

PCパーツを選ぶ優先順位について、より具体的に解説していきます。

私はこの順番で決めることが多いですが、4番目以降は適当なこともありますし、自作PCのコンセプトによっては前後します。

そのため、この優先順位をベースとしつつも、絶対にこの通りにやらないというわけではなく、臨機応変に変えてもらえればと思います。

 

優先度①:CPU・GPU

PCパーツ 優先順位 1 CPU

PCパーツ 優先順位 2 グラフィックボード

CPUはパソコン内の全ての計算処理を担当するパーツで、GPU(グラフィックボード)は、グラフィック処理を担当するパーツです。

処理速度やグラフィック性能(映像処理性能)に直接影響を与える重要なパーツなので、使用用途に合わせて適切な性能を選ばないと快適に作業できなくなってしまうため、最優先で選びます。

 

どちらもパソコンの処理性能に直結するパーツで、かつ、全体の金額に対して4~6割程度と占める割合が大きいです。

性能面・金額面で見た時に大枠となる部分から決めた方が、この後のパーツ選びも含め、スムーズに決めることができます。

 

グラフィックボードに関しては、搭載必須のパーツではありませんが、3Dゲーム・3DCGなどグラフィック関連の使用用途の場合は必須と考えてください。

一方で、ネットサーフィンや動画視聴などの普段使い、オフィスソフトやメールを中心としたビジネス用途であれば、CPU内蔵GPUのグラフィック性能で十分なので、グラフィックボードは必須ではありません。

 

もし、CPUとグラフィックボードを後から選んでしまうと、その時の構成次第ですが、マザーボードやCPUクーラー、PCケースなどを見直す必要が出てくるのでスムーズではありません。

 

例えば、CPUのメーカーを変えれば、マザーボードを変える必要がありますし、CPUの性能を上げれば、CPUクーラーもより冷えるものに変える必要があるかもしれません。

CPUクーラーを変えると、高さがPCケースに収まるか確認して、収まらないようであればケースの変更も必要です。

グラフィックボードに関してもPCケースに収まる長さにしないといけません。

 

≫ 関連記事:自作PCのCPUの選び方【性能面 / 機能面 / 互換性】

≫ 関連記事:自作PCのグラフィックボードの選び方【性能面 / 機能面 / 互換性】

 

優先度②:メモリ・ストレージ

PCパーツ 優先順位 3 メモリ

PCパーツ 優先順位 4 ストレージ

メモリ・ストレージは、CPU・GPUと比較してそこまで高価なパーツではありませんが、パソコンの基本性能を決める4つのパーツの中に入っているので優先順位は高いです。

 

メモリは、パソコンが作業する際に一時的にデータを保持するためのパーツで、この容量が大きいほど一度にできる作業や起動しておけるアプリが多くなります。

また、ストレージ(SSD/HDD)は、データを長期保存するためのパーツで、自分で作ったファイルや画像・動画、ゲームなどのデータを保存するためのものです。

 

メモリ容量が少ないと作業をする度に、メモリ不足やシステムがメモリを整理する時間、自分でアプリを閉じたりして整理する時間などが必要になるので快適とは言えません。

また、ストレージの容量が少ないと当然保存できるデータは少なくなりますし、速度が遅いとパソコンやアプリの起動、ゲームのロード時間などが遅くなります。

 

このようにメモリ・ストレージについては、作業全体のスムーズさ、快適さに大きく関わってくるほど重要なパーツなので優先順位としては高いですね。

 

≫ 関連記事:自作PCのメモリの選び方【性能面 / 機能面 / 互換性】

≫ 関連記事:自作PCのストレージ(SSD/HDD)の選び方【性能面 / 機能面 / 互換性】

 

優先度③:マザーボード

PCパーツ 優先順位 5 マザーボード

マザーボードは、他の全てのパーツを接続するための基盤となるパーツです。

CPUやCPUクーラーのソケット形状、メモリの規格・枚数、M.2スロットのサイズなど他のパーツとの互換性をたくさん満たす必要があります。

 

そのため、優先順位としては、基本性能を決める4パーツを決めることで、ある程度絞り込むことができるこのタイミングが良いと思っています。

また、これ以上優先度を下げてしまうと、さらに考慮しないといけない互換性が増えるので、なかなか探すのが難しくなるため、他のパーツも選び直す羽目になります。

 

つまり、主要なパーツで絞りつつも、後々面倒にならないようにマザーボードの互換性に合うように他のパーツを選んでいくのがスムーズということですね。

 

基本性能を決める4つのパーツを決めることによって、以下の点でマザーボードを絞り込むことができます。

  • Intel向けマザーボードか、AMD向けマザーボードか
  • メモリ規格(DDR5, DDR4)
  • メモリスロット数
  • M.2ストレージのスロット数

まずは、この条件でマザーボードを探すといいでしょう。

 

≫ 関連記事:自作PCのマザーボードの選び方【性能面 / 機能面 / 互換性】

 

優先度④:電源ユニット

PCパーツ 優先順位 6 電源ユニット

電源ユニットは、他のパーツに電源供給するためのパーツで、主に電源容量が重要になってきます。

もし、パーツに必要な電力が十分に供給できないと、パソコンの動作が不安定になったり、そもそも起動できなかったりします。

 

パソコン全体の電力で6~8割ほどを占めるのがCPUとGPUなので、この2つが決まった段階で電源ユニットを選んでおきましょう。

CPUやGPUにもよりますが、CPUなら60~250W、GPUなら100~450Wとなります。

 

これに対して、メモリは1枚5W、マザーボードは30W、NVMe SSDは25W、SATA SSDは3W、HDDは24W、ファンは3W程度です。

CPU・GPU以外の消費電力は、製品仕様に記載がないため、電源容量を計算する際には大体の目安で計算します。

 

ストレージやケースファンの台数によって多少前後しますが、最近の一般的な構成で考えた時に、CPU・GPUの消費電力からすると他のPCパーツは微々たるものです。

そのため、CPU・GPUが決まっていれば、電源容量で大体絞り込むことができます。

 

また、GPU、ストレージが決まっていれば、電源ユニットのコネクタ面でも絞り込むことができるので、かなり選びやすくなります。

これに加えて、80PLUS認証、ケーブルの抜き差しができるプラグイン対応かどうか、騒音・消費電力対策で低負荷時にファンが停止する機能などを考慮すれば、電源ユニットは大体決まってくると思います。

 

≫ 関連記事:自作PCの電源ユニットの選び方【性能面 / 機能面 / 互換性】

 

また、電源容量の計算については、自作PCパーツの見積もり・互換性チェックツールで計算することができます。

パーツを選ぶだけで、ある程度自動的に計算してくれるので役立つと思います。

 

優先度⑤:CPUクーラー

PCパーツ 優先順位 7 CPUクーラー

CPUクーラーは、高温になるCPUを冷やすためのパーツです。

優先順位的には低めではありますが、CPUの性能を最大限に引き出し、長時間の使用においても安定した動作を維持するために重要な役割があります。

 

互換性の観点から言うと、CPU・マザーボードのソケット形状が決まっていることで絞り込むことができます。

 

また、空冷式CPUクーラーの場合はPCケースに収まる高さ、水冷式CPUクーラーの場合はPCケースに搭載できるラジエータでないといけません。

そのため、PCケースより先にCPUクーラーを決めておくことで、PCケースも絞り込みやすくなります。

 

≫ 関連記事:自作PCのCPUクーラーの選び方【性能面 / 機能面 / 互換性】

 

優先度⑥:PCケース

PCパーツ 優先順位 8 PCケース

PCケースは、他のパーツを格納し、物理的に保護するためのパーツです。

パソコン全体のデザイン性に大きく関わるパーツで、BTOパソコンより圧倒的な選択肢の中から好きなものを選べるというが自作PCの醍醐味でもあります。

しかし、デザイン性で選ぼうにも、他のパーツを搭載できない、互換性が合わないとなると本末転倒です。

 

互換性の観点から言うと、他のPCパーツを全て収めるので、マザーボードと同様に確認すべき点は多いです。

例えば、マザーボードの規格、電源ユニットの規格・奥行きの長さ、グラフィックボードの長さ、CPUクーラーの高さやラジエータサイズなどの互換性を確認します。

 

そのため、他のパーツを決めてからPCケースを選んだ方が、色々と絞り込むことができるので選びやすいです。

 

しかし、PCケースのデザインにこだわりを持っていて、既に決めているPCケースをベースにして組みたいと考えている方は、この優先順位だとパーツ選びが難しくなると思います。

PCケースは多くの互換性があるので、目的のPCケースが互換性によって弾かれてしまう可能性が高いため、先にPCケースを決めた上で、それに合う形で他のパーツを選んでいくのが良いですね。

 

≫ 関連記事:自作PCのPCケースの選び方【性能面 / 機能面 / 互換性】

 

優先度⑦:PCケースファン

PCパーツ 優先順位 9 PCケースファン

PCケースファンは、PCケースに搭載するファンで冷却性能を高めるためのパーツです。

 

PCケースに搭載できるファンサイズ・台数、PCケースの付属ファン、水冷式CPUクーラーの場合はラジエータのサイズも含めて、PCケースファンを購入するかを検討する必要があります。

そのため、PCケースとCPUクーラーが決まってからの方が選びやすいです。

 

付属ファンが付いているので最低限のエアフローは確保できるので、それを踏まえた上で、より冷却性能が必要かどうかで追加するかどうかを決めます。

 

≫ 関連記事:自作PCのPCケースファンの選び方【性能面 / 機能面 / 互換性】

 

 

まとめ:CPU・GPUが優先。何事も大枠から決めた方がスムーズ!

PCパーツを選ぶ際の優先順位について解説しましたが、まずは、パソコンの基本性能を決める4パーツ(CPU / GPU / メモリ / ストレージ)を優先的に決めます。

さらに、物事を決める際は大枠から決める方が良いので、その中でも、パソコンで重要な処理性能と全体に占める金額が大きいCPU・GPUが最優先です。

 

この4つが決まれば、それ以降のPCパーツは互換性で絞れてくるので選びやすくなります。

必ずしもこの優先順位で決めなければいけないということは全然ないので、この順番はベースとしつつも、状況に応じて変えてもらえればと思います。

 


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