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【自作PC】PCケースのサイズ・大きさを徹底解説!

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PCケース

PCケースのサイズは大まかにミドルタワーケース、フルタワーケースなどのように分類されており、このサイズによって性能の上限や置き場所、エアフロー、拡張性、組み立てやすさが変わってきます。

適切なサイズを選ばないと必要なパーツが収まらなかったり、将来的に増設できなかったりするので、事前にしっかりとおさえておきましょう。

 

この記事の重要なポイント
  • サイズによって性能の上限や置き場所、エアフロー、拡張性、組み立てやすさが変わる。
  • 一番人気があり組み立てやすいのがミドルタワーケース
  • パーツ点数が多く、最高の拡張性を求めるならフルタワーケース
  • 少しコンパクトにしつつも必要十分な拡張性ならミニタワーケース
  • 普段使いなどの軽い用途ならスリム型ケース、小型ケース、横置き型ケース
  • 変わったケースならキューブ型ケース

 

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PCケースのサイズについて

PCケースのサイズによって、性能の上限や置き場所、エアフロー、拡張性、組み立てやすさに関係してきます。

そのため、特徴を知った上で自分に合ったケースサイズを選びましょう。

 

性能の”上限”が大体決まる

PCケースのサイズで、大体の性能の”上限”が決まります。

自作PCの基本的な性能は、CPU / GPU / メモリ / ストレージで決まりますが、この内、CPUとGPUは高性能であるほど、パーツサイズが大きくなる傾向があるため、それを収めることができるPCケースが必要です。

 

CPUの場合は、それ自体の大きさは性能差によって変わらないですが、高性能なほど発熱量が多くなるため、その分冷却性能の高いCPUクーラーが求められます。

性能の高いCPUクーラーを選ぶとなると、これも大きくなる傾向にあります。

 

GPUの場合は、高性能なものになればなるほど、グラフィックボードのサイズが大きくなってくるので、小さいサイズのケースであれば入りません。

特に、グラフィックボードの長さ(PCケース正面から見た時の奥行き)で引っかかってしまうことが多いですね。

そのため、高性能なグラフィックボードを搭載しようと思うと、大きめのケースが必要になってきます。

 

そのため、PCケースのサイズが小さいと高性能なCPUやGPUを搭載することができず、必然的にローエンド~ミドルレンジぐらいまでの性能のものしか搭載できないということが起きてくるわけです。

このように、PCケースのサイズによって性能の”上限”が決まってくるので、高性能な自作PCを作りたい場合は、ミドルタワーケース以上は欲しいですね。

 

逆に、小さめでコンパクトなPCケースが良いという方は、ケースサイズによって違いますが、CPUやGPUの物理的なサイズによって性能が制限されてしまうことは覚えておきましょう。

 

CPUクーラーは高さ(PCケースの幅)に、GPUの長さ(PCケースの奥行き)に気を付ける必要があります。

このサイズについては、PCケースの仕様に最大の対応の長さの記載があるので、各パーツの長さと比較して収まるか確認します。

また、電源ユニットも奥行きのサイズがあるので、この3点の確認は必須です。

 

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パソコンの置き場所

パソコンの置き場所は、PCケースのサイズに大きく影響されます。

PCケースのサイズが大きいほど、設置場所の選択肢が限られてきます。

 

特に、フルタワーケースやミドルタワーケースは高さや奥行きがあるため、デスクの下や専用のラックを用意したりする必要があります。

一方、ミニタワーケースやスリムケースはコンパクトで、デスクの上や小さなスペースにも置きやすいです。

 

また、エアフローやケーブル管理の観点からも、適切な置き場所を選ぶことが重要です。

通気性の良い場所に設置することで、パソコンのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。

基本的に後ろから排気されるので、後ろ側が壁と近すぎると上手く排熱できないため、パフォーマンスが低下する可能性があります。

 

そのため、PCケースを選ぶ際は、パーツが搭載できるかどうかも重要ですが、そもそも自作PCを置きたい場所に収まるかどうかも重要ですね。

 

拡張性:パーツの搭載数

拡張性とは、簡単に言うと、どれだけパーツを多く搭載できるかということです。

拡張性が高ければ高いほど、後々、メモリやストレージ、拡張カードなどを増設することができます。

 

多くのパーツを搭載するためには大きめなサイズのPCケースが必要になってくるので、「PCケースのサイズ=拡張性」と言ってもいいでしょう。

そのため、小さいPCケースであれば、大きいサイズのパーツを搭載できなかったり、搭載数が少なかったりでパーツ構成も絞っていく必要が出てくるかもしれません。

一方で、大きいPCケースであれば、拡張性が高いので、一般的なパーツ構成であれば、サイズや搭載数にも余裕があるので自由度が高いです。

 

PCケースのサイズによってパーツのサイズや搭載数を制限されたくないという方は、ミドルタワーケース以上がおすすめですね。

同じミドルタワーケースでもPCケースによっては何がどれだけ搭載できるかの仕様は変わってくるので、その点は自分の構成に応じてチェックしてください。

 

エアフロー・冷却性能

PCケースのサイズによって、エアフローの確保、CPUクーラーの自由度、冷却性能が変わってきます。

 

サイズが大きいと内部空間が広いので、エアフローを確保しやすく、パーツ本来の冷却性能が見込めます。

大きなファンの空冷式CPUクーラーや水冷式ラジエータを取り付けることができるため、高性能なPCを組む際に冷却面での心配が少なくなります。

 

また、広いスペースがあるため、CPU、GPU、電源ユニットなどの熱を発するパーツ同士を離して配置できます。

例えば、グラフィックカードと電源ユニットが接近しないように設置できるため、各パーツの熱が他のパーツに影響を与えにくくなります。

これにより、各パーツの冷却が効率よく行われます。

 

逆に、小さいPCケースのサイズだと、パーツがぎゅうぎゅう詰めになるので、エアフローの確保も難しく、熱を発するパーツ同士の距離も近くになりがちです。

また、背の高いCPUクーラーも難しいですし、搭載できるラジエータサイズも限定されたり、そもそもないかもしれません。

 

このように、PCケースのサイズによって、エアフローやCPUクーラーの自由度、冷却性能が変わってきます。

 

組み立てやすさ

PCケースが大きいと単純に内部の空間が広いので、組み立てる際に作業しやすいです。

比較的、PCケース内で手を自由に動かせるため、マザーボードやグラフィックカード、電源ユニットなどをストレスなく設置できます。

 

また、パーツ同士の干渉リスクも少なくなるので、その点も良いですね。

ケーブルの取り回しもやりやすいので、配線を綺麗に整理できます。

ケーブルがパーツに干渉しにくくなるため、見た目が美しいだけでなく、エアフローの妨げになりにくいです。

 

 

PCケースサイズの種類・一覧

PCケースはサイズや形状によって、いくつかに分類されています。

それぞれのサイズには特徴があり、選ぶ際には自分のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。

 

まずは、分類別にイメージ画像と大まかなサイズを見ていきましょう。

PCケース画像サイズ重量
フルタワー 1.フルタワーケース_ROG Hyperion GR701 BTF Edition縦・奥行:約55~65cm
横:25~30cm
約15~20kg
ミドルタワー2.ミドルタワーケース_MAG FORGE 320R AIRFLOW WHITE縦・奥行:約40~55cm
横:20cm前後
約3.5~8kg
ミニタワー3.ミニタワーケース_COUGAR PURITY RGB縦・奥行:約30~40cm
横:15~20cm
約3.5~5kg
スリム型4.スリム型ケース_MILO 12縦・奥行:約30~40cm
横:10cm前後
約3~5kg
小型5.小型ケース_DeskMini X600縦・奥行:約10~20cm
横:5cm
約2kg前後
キューブ型6.キューブ型_AS Enclosure W1約25~50cm
横置き型7.横置き型ケース_AS Enclosure RS04横・奥行:約30~40cm
縦:10cm前後
約3.5kg
※サンプル画像の縮尺等がバラバラなので、ざっくりとしたサイズ感を掴む程度の参考としてください。

 

PCケースのサイズ別の分類については、具体的に寸法がここからここまでの場合に「○○タワー」と明確に定義されているわけではありません。

メーカーや販売店などによっては、同じサイズ感でも違うケースサイズに分類がされていることもあります。

表に書いたサイズは、色々なPCケースのサイズとメーカーなどが言っている分類を見比べて、大体の範囲に絞って書いています。

 

この中で製品数が多く、ユーザーにも人気があるのがミドルタワーケースです。

3Dゲームやクリエイティブなどの高性能・高負荷な用途でも十分な拡張性があり、状況に応じて増設できる余地もあるので将来的に何か手を加えたいとなっても柔軟に対応できます。

 

ミドルタワーケース

2.ミドルタワーケース_MAG FORGE 320R AIRFLOW WHITE

項目内容
サイズ縦・奥行:約40~55cm
横:20cm前後
重量約10kg~12kg
※全体(他パーツ含む)
性能の上限の目安CPU:低~高性能まで
GPU:低~高性能まで
拡張性高い

ミドルタワーケースは、PCケースの中でも最も一般的で、拡張性やサイズ感などのバランスが取れています。

高さや奥行きはおおよそ40cmから55cm程度で、幅は20cmとデスクトップパソコンであれば標準的なサイズです。

 

このサイズのケースは、ATXマザーボードをはじめ、サイズが大きめな高性能なCPUクーラー・グラフィックボードを搭載することができますし、ストレージを搭載できる数も十分です。

さらに、内部空間が広くエアフローの確保もしやすいですし、水冷式CPUクーラーのラジエータに対応しているものがほとんどです。

 

そのため、CPUもCore i9, Ryzen 9、GPUもRTX 4080, 4090といったハイエンドなパーツ構成でも十分に対応することできます。

拡張性に優れているため、将来的なアップグレードにも対応しやすく、初心者から上級者まで幅広いユーザーに適しています。

 

フルタワーケース

1.フルタワーケース_ROG Hyperion GR701 BTF Edition

項目内容
サイズ縦・奥行:約55~65cm
横:25~30cm
重量約10~25kg
※ケースのみ
性能の上限の目安CPU:低~高性能まで
GPU:低~高性能まで
拡張性かなり高い

フルタワーケースは、最も大きなサイズのPCケースであり、主にハイエンドユーザーやプロフェッショナル向けに設計されています。

 

高さや奥行きはおおよそ55cmから65cm程度で、幅は25~30cmぐらいで、ミドルタワーケースのよりもさらに10cm程度大きいケースとなっています。

初めて自作PCをする方であればミドルタワーケースでも大きいと感じるのですが、フルタワーはそれよりも大きいので、実際に目の前にするとかなり大きいと感じると思います。

 

これらのケースは、拡張性と冷却性能に優れており、大量のストレージや複数のグラフィックカードを搭載することができます。

また、エアフローの改善や水冷システムの導入が容易で、オーバークロックや高負荷の作業にも対応できます。

 

フルタワーケースは、その大きさゆえに設置スペースが必要ですが、将来的なアップグレードやカスタマイズを考えると非常に有利です。

 

また、マザーボードもATXより大きいExtended ATXに対応していることが多いです。

これにより、より多くのメモリやストレージ、拡張カードを搭載することができます。

 

そのため、一般的なパーツ構成というよりも、かなりハイエンドで多数のパーツを組み込みたいという自作PCのヘビーユーザー向けと言えるでしょう。

 

ミニタワーケース

3.ミニタワーケース_COUGAR PURITY RGB

項目内容
サイズ縦・奥行:約30~40cm
横:15~20cm
重量約8kg前後
※全体(他パーツ含む)
性能の上限の目安CPU:低~高性能まで
GPU:低~高性能まで
拡張性少しだけある

ミニタワーケースは、コンパクトなサイズでありながら、必要十分な拡張性を持ったPCケースです。

一般的に、ミニタワーケースでは、Micro ATXやMini-ITXといった小さめのマザーボードに対応しています。

 

限られたスペースに設置する場合や定期的に設置場所を変えたい場合には非常に便利なサイズ感です。

また、デスクの下や狭い場所にも収まりやすいですし、デスクの上に置いてもちょうどいいサイズ感で作業スペースも広く確保することができます。

 

CPUクーラーやグラフィックボードもPCケースや各パーツのサイズによってマッチしないものもありますが、ギリギリ高性能なものも搭載できる範囲だと思います。

しかし、このサイズのケースからは、確実に高性能な部類のパーツの選択肢が絞られてくる印象はあります。

そのため、自分が組みたい性能と組みたいケースのサイズ感が一致しているのかよく考える必要がありますね。

 

また、内部のエアフローやラジエータ搭載にも対応しているので、冷却性能の面でも大丈夫ですね。

少し作業はしづらくなるかもしれませんが、空間的には余裕もあるので、パーツがぎゅうぎゅう詰めになってエアフローが悪くなるということはないですね。

 

さらに、最近のミニタワーケースはデザイン性にも優れており、見た目にもこだわりたいユーザーにも満足していただけるでしょう。

 

スリム型ケース

4.スリム型ケース_MILO 12

項目内容
サイズ縦・奥行:約30~40cm
横:10cm前後
重量約7kg前後
※全体(他パーツ含む)
性能の上限の目安CPU:低~高性能まで
GPU:一般的に搭載不可
拡張性ほぼなし

スリム型ケースは、省スペースを重視するユーザーに最適なPCケースです。

名の通り幅が狭く、デスクの上や狭い場所にも設置しやすいのが特徴です。

 

一般的に、家庭やオフィスでの使用を想定して設計されており、普段使いやビジネス用途に適しています。

これらの用途のメーカーパソコンではよく見かけるサイズ感ですね。

 

内部のスペース、特に幅が限られているため、ロープロファイルに対応したトップフロー型の空冷式CPUクーラーにする必要があります。

CPUクーラーも性能は一段階落ちるものの、一応発熱の大きい高性能なCPUも搭載できると思います。

しかし、CPUクーラーの負荷やファンの回転数が高い状態になりやすく、騒音が大きくなるのであまりおすすめはしません。

 

水冷式CPUクーラーは難しいでしょうし、搭載できるストレージについても限られてくるので、拡張性の面でもそれほど高いとは言えないでしょう。

 

また、グラフィックボードはケース幅的に基本的には搭載することができません。

仮に搭載できるものがあったとしても主に3Dゲームがサクサク動くようなゲーミング用途として使えるものはありません。

 

このように、ミニタワーケースと比べても、かなり制限が出てくるPCケースと言えます。

自作PCで組むのであれば、スリム型でないといけない理由がない限りは、選択肢としては見れないと思います。

 

ネットサーフィンや動画視聴などの軽めな用途、かつ、省スペースでなければならない理由があるのであればスリム型でも良いかもしれません。

 

小型ケース

5.小型ケース_DeskMini X600

項目内容
サイズ縦・奥行:約10~20cm
横:5cm
重量約1kg前後
※全体(他パーツ含む)
性能の上限の目安CPU:低~中性能まで
GPU:一般的に搭載不可
拡張性なし

小型ケースは、省スペースで設置が容易なため、特にデスク周りが狭い環境やパソコン本体であまりスペースを取りたくない場合に最適です。

しかし、自作PC向けのケース単体ではあまり見たことはなく、DeskMiniのようなベアボーンキットでしか見たことはないので、製品数としては少ないと思います。

 

ベアボーンキットとは、基本的なパーツがあらかじめ組み込まれたキットのことです。

通常、マザーボード、電源ユニット、そして場合によってはCPUやCPUクーラーなども含まれていることがありますが、メモリ、ストレージ、およびOSは含まれていないことが多いです。

ユーザーは必要なパーツを自分で選び、取り付けることで、自分好みのPCを手軽に組み上げることができます。

ベアボーンキットは手軽にPCを自作したい人や小型PCを作りたい人にとって人気がありますね。

 

小さめのCPUクーラーしか搭載できないことがほとんどなので、CPUも省電力(低発熱)設計のものやモバイル向けのものを選ぶ必要があります。

グラフィックボードも基本的には搭載できないので、性能はかなり限られると思います。

 

また、ケース自体が、モニターやモニターアームの取り付けや接続する規格であるVESAマウント規格に対応しているものもあります。

そのため、モニターの裏に取り付けて、正面からは全く見えない状態にすることもできます。

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このように省スペースというメリットはありますが、高性能なパーツ構成は実現できないでしょう。

そのため、ネットサーフィンや資料作成、動画視聴など使用用途的にあまり高い性能は必要ない場合、性能よりもサイズ感を重視したい場合に向いていますね。

 

私はDeskMiniを1台持っていますが、自分の作ったプログラムを定期実行させるサーバー的な用途で使っています。

それほど性能は必要なく、グラフィック性能も不要で、かつ、省スペースで収まるのでちょうどいいですね。

 

キューブ型ケース

6.キューブ型_AS Enclosure W1

項目内容
サイズ約25~50cm
重量
性能の上限の目安CPU:低~高性能まで
GPU:低~高性能まで
拡張性ケースによる

一般的なPCケースは、高さと奥行きが一緒ぐらいで幅が狭い形状が一般的ですが、キューブ型ケースは全て一緒ぐらいの長さで立方体に近い形状をしています。

名前の通り形状にフォーカスしているので、サイズ自体は小さめなものから大きめなものまで様々です。

 

そのため、高性能なCPUクーラーやグラフィックボードが搭載できるか、また、拡張性についても、ケースによるとしか言えないので、実際に選ぶ際は収まるかどうか仕様を確認しておきましょう。

 

横置き型ケース

7.横置き型ケース_AS Enclosure RS04

項目内容
サイズ横・奥行:約30~40cm
縦:10cm前後
重量約3.5kg
※ケースのみ
性能の上限の目安CPU:低~高性能まで
GPU:一般的に搭載不可
拡張性ほぼなし

横置き型ケースは、スリム型ケースをそのまま横にしたようなケースです。

横に置いたパソコンの上にモニターを置いて使うというのが、一般的な使い方かなと思います。

ケンさん

実際に会社で働いていた時にこの使い方している人おったで!

 

ぶっちゃけ、スリム型ケースも横に置こうと思えば置けるので、かなり似ていると思います。

ただ、底面に吸気・排気口がきて塞いでしまわないように気を付ける必要がありますね。

 

また、スリム型ケースには倒れないようにスタビライザーが付いているので、逆に横置き型ケースを立てて使うのはちょっと不安定で怖いですね。

 

性能面ではスリム型ケースと大体同じで、大きめなCPUクーラーやグラフィックボードは難しいです。

そのため、普段使いやビジネスと言った軽い用途向けになります。

 

 

まとめ:自作PCならミドルタワーケースが一番使い勝手が良い!

自作PCのケースサイズについて、サイズによって何が分かるのかとサイズ別に特徴などを解説しました。

 

改めて、重要なポイントをまとめておきます。

この記事の重要なポイント
  • サイズによって性能の上限や置き場所、エアフロー、拡張性、組み立てやすさが変わる。
  • 一番人気があり組み立てやすいのがミドルタワーケース
  • パーツ点数が多く、最高の拡張性を求めるならフルタワーケース
  • 少しコンパクトにしつつも必要十分な拡張性ならミニタワーケース
  • 普段使いなどの軽い用途ならスリム型ケース、小型ケース、横置き型ケース
  • 変わったケースならキューブ型ケース

実際に搭載できるパーツ数やパーツのサイズはPCケースによって違うので、パーツを選定する際には仕様を確認する必要がありますが、大体の傾向はつかめたと思います。

 

様々なタイプのケースがありますが、一番人気で組み立てやすい、そして、組み立て後も柔軟に増設などができる拡張性があるミドルタワーケースがおすすめですね。

 

とは言え、人ぞれぞれどういう自作PCにするか違うと思いますし、そこに合わせて組み立てることができるのが自作PCの醍醐味でもあるので、PCケースのサイズ毎の特徴を知った上で自分に合ったケースを選びましょう。


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