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自作PCとBTOパソコンの保証を徹底比較!

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自作PC 初心者ガイド

自作PCでは、パーツごとに保証が設定されており、故障した場合の対応も自分で行う必要がある一方で、BTOパソコンでは、メーカーの保証がパソコン全体にかかっているため、ユーザーはメーカーに故障したパソコンを送れば修理してくれます。

 

このように、自作PCとBTOパソコンでは故障した際に頼りになる保証制度が全然違います。

保証制度のポイント
  • 自作PCはパーツ毎に保証が付く
  • メーカー保証、代理店保証、販売店保証の3つがある
  • 短いもので1~3年、長いもので5~10年や永久の保証が付く
  • 自作PCは故障パーツの特定、修理などは自分で行う
  • BTO・メーカーPCはパソコン本体に保証が付く
  • 故障パーツの特定や修理もメーカーにやってもらえる

まずは、自作PCとBTOパソコンの保証の違いをまとめた表で全体像を把握しつつ、その後に細かく解説していきます。

 

 

自作PCとBTOパソコンの保証について

自作PCとBTOパソコン(メーカーパソコン)の保証の違いについて解説します。

 

自作PCとBTOパソコンの保証の違い

まずは、保証制度の全体像が分かるように自作PCとBTOパソコンの保証の違いについて、表にまとめてみます。

自作パソコンBTOパソコン / メーカーパソコン
保証対象PCパーツ毎パソコン全体
保証の種類・メーカー保証
・代理店保証
・販売店保証
メーカー保証
保証期間1~10年、永久と様々標準保証:1~3年
延長保証:3~5年
修理期間数日~1,2週間数日~1週間
故障の特定故障パーツの特定はユーザー側故障パーツの特定はメーカー側
修理対応ユーザーがパーツを交換する故障したパソコンを送るだけ
保証切れ後の
修理費
パーツ代だけ
※HDDの修理で言うと8,000~1万円程度
パーツ代+発送料+技術料+人件費
※HDDの修理で5.5万円かかった

詳細については後程解説していきます。

 

PCパーツの寿命について

自作PC 寿命

保証制度の前に、そもそもPCパーツやパソコンって故障するのか?寿命ってどのくらいなんだ?と気になると思います。

保証はPCパーツが故障した時に使うものなので、パーツがどれくらいで故障するのか、寿命が来るのかについても知っておいた方が良いですね。

 

私はPC歴20年以上で1日約8~12時間使うヘビーユーザー、かつ、今までにデスクトップ4台(内自作PC3台)、ノート3台使ってきたので、パーツも色々と故障した経験があります。

結論から言うと、その中で故障したのはSSDやHDDのストレージのみで、それ以外のパーツは故障したことないです。

 

一時期、CPUやGPU使用率を90%台になるぐらいのツールを、1日24時間を1年間ぐらいの高負荷環境で動かし続けたことがあります。

電源ユニットも高いワット数で電源供給し続けるので負荷がかかっていると思いますが、CPU、GPU、電源ユニット含め、その他のパーツも故障しませんでした。

 

ストレージはちょくちょく故障することはありますが、それ以外は思いのほか丈夫です。

つまり、実際のところは故障せずに保証期間が過ぎることが多く、保証を使う機会はそんなにないと思っています。

 

寿命については、こちらで詳しく解説しているので参考にしてください。

≫ 関連記事:自作PCの寿命を様々な観点から解説【大体3~10年】

 

 

自作PCの保証

まずは、自作PCの保証についてです。

これらの自作PCの保証について、わかりやすく解説していきましょう。

 

PCパーツそれぞれの保証

自作PCの場合は、PCパーツ毎に保証期間、保証の条件が決められています。

そのため、自作PCを組み立てた後は次のことに気を付ける必要があります。

  • PCパーツ毎の保証期間の確認
  • どういう条件の故障で保証を受けられるのか
  • 保証書の保管

各パーツの保証を把握して、保証期間内に問題が起きた際にスムーズにサポートを受けられるようにしておきましょう。

保証を受けるためには購入時のレシートや保証書の保管が不可欠であり、これらの書類を失くさないように注意しましょう。

 

保証の種類「メーカー保証」「代理店保証」「販売店保証」

PCパーツの保証には「メーカー保証」「代理店保証」「販売店保証」の3つがあります。

 

メーカー保証とは、パーツのメーカーが直接提供する保証で、製造上の欠陥や故障した際に修理または交換を行うことを保証します。

メーカーが直接対応するため、問題が発生した際の修理やサポートが信頼できることが多いです。

しかし、一部のメーカーは国内にサービスセンターを持っていない場合があり、サポートが遅れたり、英語で対応する必要があったりします。

 

代理店保証とは、パーツの販売を委託された代理店が提供する保証です。

この保証は、国内代理店が対応するため、言語や時差の問題が少なく、迅速なサポートが期待できます。

一方で、保証期間が短かったり、メーカー保証に比べてカバー範囲が限られていることがあります。

 

販売店保証は、パーツを販売する小売店が独自に提供する保証サービスで、有料で加入できることが多いようです。

通常、メーカーの保証に加えて提供されることが多く、保証期間の延長や特定の故障に対する追加の保証を提供することがあります。

購入した店舗が直接対応してくれるため、手続きが簡単で迅速です。

 

また、メーカー保証がカバーしない部分を補う形での保証内容が設定されていることもあるので、より手厚く保証しておきたい方におすすめ。

しかし、保証内容が販売店によって異なるため、どのような保証が提供されているかを事前によく確認する必要があります。

 

例えば、全国に店舗を展開するドスパラでは、安心ワイド保証プラスがあります。

パーツの価格に対して、1年保証で5%、2年保証で10%、3年保証で15%必要です。

少し高いですが、1つ数万するパーツが万が一故障してしまったら…と不安な方は強い味方になってくれると思います。

 

また、CPUソケットのピン折れ、水漏れ、火災による損傷といったユーザー過失の不具合や物損にも対応してくれます。

通常の保証では、自然故障のみの対応が多いので、ピン折れはメーカー保証対象外のこともあります。

CPU取り付け時のピン折れやうっかりぶつけて壊してしまった場合でも、この保証であれば対応してくれます。

このように、通常のメーカー保証や代理店保証では対応してくれない故障でも保証が効きます。

 

保証期間はパーツ毎に違う

保証期間は、パーツの種類や製品のグレードなどで全然違ってきます。

例えば、CPUやマザーボードなどの中心となるパーツは、メーカーによっては長期間の保証が提供されることがありますが、一方でケースや冷却ファンのような部品は、保証期間が短い場合もあります。

 

具体的にパーツ毎にどのくらいの保証期間かをまとめておきます。

メーカー保証期間代理店保証期間
CPU3年1年
CPUクーラー3,5,6年
メモリ永久保証
マザーボード2年
グラフィックボード1,3年1年
SSD3,5年
HDD2年
電源ユニット3,7,10年
PCケース1,2年
PCケースファン1年2年

パーツ毎にさまざまな価格帯の10~20製品ほど見て保証期間をまとめました。

ただ、メーカー保証か代理店保証のどちらか記載されていなかったり、そもそも保証の記載がなかったりしたので、結構大雑把になりました。

 

そのため、パーツ毎に大体このくらいの期間が相場なんだなとイメージを掴むぐらいで考えてもらえればと思います。

 

CPUやCPUクーラー、SSD、電源ユニットあたりは3年以上と長く、さらに、メモリは永久保証と大盤振る舞いな保証期間となっています。

 

メモリについては、動く部分がなく、とてもシンプルな構造をしているため、物理的な摩耗や老朽化がほとんど発生しません。

その結果、長期間にわたって安定した性能を維持することが可能となり、永久保証が提供できているみたいです。

 

また、メモリの市場競争が激しいため、メーカー間の差別化を図ったり、ユーザーに信頼を寄せてもらったりといった思惑があるようですね。

今は色々なメーカーが永久保証にしているので差別化はあまりないですが、ユーザーにとってはありがたい限りです。

 

特に、高価なパーツを選ぶ際には、長い保証期間を持つパーツを選ぶことで安心して使用することができます。

 

故障の特定、修理はユーザーが行う

自作PC BTO 保証 2

自作PCの場合、故障が発生した場合、まずは故障したパーツを特定する必要があります。

その上で、メーカーや代理店と連絡を取り、発送などをして修理・交換などの保証を受けることになります。

 

もし、この特定が甘いと正常に動作しているパーツを間違って送ってしまうことになります。

メーカーや代理店では保証請求されたパーツが到着すると、通常は故障の確認と原因の特定のためのテストが行われます。

 

このテストでパーツが正常に動作していることが判明した場合、故障がないということになり、パーツが送り返されてきます。

こうなると相手側にも迷惑が掛かりますし、自分も発送料を無駄に払うことになりますし、パソコンが使えない期間も伸びることになるので注意が必要です。

 

故障の原因を特定するためには、各パーツを個別にテストすることが求められます。

これが結構難しく、場合によってはパーツを抜き差しするだけで特定できる場合もありますが、代替のパーツがないとそのパーツが故障しているかどうか確認できないものもあります。

そのため、自作PC1代目だと代替のパーツもないと思うので、特定が難しい場合があります。

 

また、自作PCの場合は修理もユーザーが行います。

手間はかかりますが、一度自作PCをして組み立てているはずなので、パーツを組み込むことは問題なくできるかと思います。

 

自作PCの魅力の一つはカスタマイズの自由度が高いことですが、それにはユーザーの自己責任によるメンテナンスが不可欠となります。

 

 

BTOパソコンの保証

次に、BTOパソコンの保証についてです。

これらのBTOパソコンの保証について、わかりやすく解説していきましょう。

 

パソコンをメーカーに送って故障の特定、修理をしてもらう

自作PC BTO 保証 3

BTOパソコンやメーカーパソコンが故障した場合、購入元に連絡を取ってパソコンを配送するだけでOKです。

後は、故障したパーツの特定、修理して返送してくれるので、再度設置してパソコンの電源を入れれば完了です。

 

自作PCでは、自分で故障したパーツを特定したり、パーツを受け取った後自分で修理する必要がありましたが、BTOパソコンなどの場合はそのようなことはありません。

 

保証期間内であれば、メーカーは通常、無償で故障の診断と修理を行います。

また、保証期間が過ぎている場合は、有償で故障の診断や修理を行ってくれます。

 

メーカーにもよると思いますが、有償で修理を依頼すると数千円で故障の診断をしてくれます。

その上で、修理の見積もりを出されて引き続き修理するかどうかを決めることになります。

修理が高くて断る場合は、そのままパソコンが返送されますし、依頼すればそのまま修理という流れになります。

 

私は、初めて購入した日本メーカーのデスクトップパソコンが保証期間切れで故障したので、修理費を払って修理したことがあります。

保証期間が3年で、まるでそれを見計らったように3年半ぐらいでHDDが故障しました。

 

当時10万円ちょいのスタンダードPCだったのですが、HDDの修理で5.5万円ほどかかり、めちゃくちゃ高いと思いましたね。

ケンさん

パーツ代だけなら1万円以下で済むのにと思ったから自作PCを始めてんな…

 

修理中の1,2週間程度はパソコンが使えない

自作PC BTO 保証 1

BTOパソコンを修理に出す場合は、数日から1,2週間程度の修理期間が必要なので、その間はパソコンが使えない状況になります。

パソコンの往復分の発送、修理の特定、実際の修理作業などいくつか工程がありますし、他のパソコンの修理で順番待ちになっている可能性もあるため、どうしてもこのくらいの期間がかかってしまいます。

 

一方で、自作PCであれば、連絡やパーツを交換する日数はかかりますが、パーツの取り付けや修理は即日できるので比較的短時間で済みます。

 

保証サービスによっては代替機の提供や素早い修理対応が含まれている場合もありますが、すべてのBTOメーカーでそのようなサービスが提供されているわけではありません。

そのため、購入前に保証内容を確認し、万が一の際にどれくらいの期間パソコンを使えない状態になるのかについても把握しておくことが大切です。

 

また、修理には時間がかかる場合があるため、保証だけでなく自分で代替機を用意したり、データのバックアップを定期的に行ったりと対策も重要です。

 

保証期間は標準保証で1,3年、延長保証で3,5年

BTOパソコンやメーカーパソコンの保証期間は、標準保証で1年から3年が相場です。

この標準保証はパソコン本体を購入すれば付属する形で付いてくるので、その価格に含まれています。

 

また、もっと保証期間を長くしたい場合は、延長保証を使うこともできます。

延長保証は、メーカーや標準保証の元々も期間にもよりますが、まとめると3年から5年まで延ばすことができることが多いです。

 

私が運営しているパソログで、BTOパソコンの保証について詳しく解説しているので参考にしてください。

≫ 関連記事:パソコンの保証内容や期間を徹底比較!【保証重視の方必見】

≫ 関連記事:パソコンの保証や延長保証は必要?何年にすべきなのか解説

 

 

まとめ:自作PCは多少の手間が必要ですが、チャレンジを楽しめる方には良き!

自作PCとBTO・メーカーパソコンの保証制度の違いについて解説してきました。

 

再度重要なポイントだけをまとめると次のようになります。

保証制度のポイント
  • 自作PCはパーツ毎に保証が付く
  • メーカー保証、代理店保証、販売店保証の3つがある
  • 短いもので1~3年、長いもので5~10年や永久の保証が付く
  • 自作PCは故障パーツの特定、修理などは自分で行う
  • BTO・メーカーPCはパソコン本体に保証が付く
  • 故障パーツの特定や修理もメーカーにやってもらえる

やはり大きな違いは、BTO・メーカーパソコンは、パソコン全体に一括での保証であるのに対して、自作PCはパーツ毎の保証になるという点ですね。

これにより、修理のプロセスも大きく変わり、BTO・メーカーパソコンであれば、メーカーに発送すれば全部やってくれます。

しかし、自作PCの場合は、故障したパーツの特定や修理も自分自身でやる必要があります。

 

私としては、自作PCのパーツ選びや組み立て部分が楽しいからやっているわけですが、その他にも、修理費が5.5万円もかかった経験があるので、保証期間が切れた際に自分で故障を修理できる知識・技術を持っていれば強いなと思ったからです。

 

保証期間や内容についても重要ですが、こういった手間も含めて自作PCにするのか、BTOやメーカーのパソコンにするのかを検討していきましょう。

 


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