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腱鞘炎予防マウス(エルゴノミクスマウス)とは?

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マウス 腱鞘炎 エルゴノミクスマウス1

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現代ではパソコン作業が増えたことで、マウスの使いすぎによる腱鞘炎に悩む方が多くなっています。

腱鞘炎になると、手首や指に痛みやしびれ、動かしづらさといった症状が出てきて、悪化すると普段の生活や仕事にも大きな影響が出てしまうこともあります。

 

腱鞘炎の原因は、手首をひねった状態でマウスを操作することにありますが、これを予防するために、手首に負担をかけず自然な状態で持てるエルゴノミクスマウスがあります。

この記事では、マウス腱鞘炎の主な原因や症状、予防・改善のポイント、エルゴノミクスマウスのメリットなどを分かりやすくまとめていきます。

 

この記事の重要なポイント
  • マウスの使いすぎが腱鞘炎の原因になる。
  • 症状には痛み・しびれ・動かしにくさなどがある。
  • 長時間の作業不自然な姿勢がリスクを高める。
  • 作業環境やマウスの持ち方を見直すことが大切。
  • エルゴノミクスマウスは負担を軽減できる。
  • リストレストやパームレストで手首の負担を減らせる
  • 定期的なストレッチと休憩が予防に効果的
  • マウスは自分の手のサイズに合ったものを選ぶ

 

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マウス腱鞘炎について

マウス腱鞘炎とは何なのか、症状や原因、予防や対策方法について見ていきましょう。

 

マウス腱鞘炎とは?

マウス腱鞘炎とは、長時間にわたるマウス操作などが原因で手首や親指の腱鞘(けんしょう:腱を包む滑膜性の鞘)が炎症を起こし、痛みや腫れ、違和感を生じる状態のことです。

「マウス腱鞘炎」は正式名称ではないものの、パソコンをよく使っている人に多い腱鞘炎をわかりやすく示す便宜的用語ですね。

 

どんな人がなりやすい?

主に長時間パソコン作業をする方やマウスを強く握ったり、同じ動作を繰り返す方がマウス腱鞘炎になりやすいです。

特に、事務職やデザイナー、プログラマー、ゲーマーなど、日常的かつ長時間、マウスを使う職種や趣味を持つ方は注意が必要ですね。

 

マウスを強く握っているつもりはないと思われるかもしれませんが、作業に集中しすぎて知らず知らずのうちに力が強くなってしまうということは良くあります。

また、手首や指を不自然な角度で使い続けたり、手首を浮かせたまま操作したり、肘や腕をしっかり支えずに作業するなど、負担のかかる姿勢を続けることもリスクを高めます。

 

マウス腱鞘炎の症状

まずは、マウス腱鞘炎でよく見られる代表的な症状を見ていきましょう。

 

  • 手首や指の痛み・違和感
    長時間のマウス操作によって、手首や指の腱や腱鞘に負担がかかり、炎症や損傷が起こることで痛みや違和感が現れます。
    初期は軽い痛みやだるさ程度でも、進行すると動かすたびに痛みが出たり、指の動きがぎこちなくなったりすることがあります。
  • しびれや腫れ
    腱やその周囲の神経が炎症により圧迫されることで、指先や手のひらにしびれや感覚の鈍さが出ることがあります。
    腫れも炎症が進行することで現れ、熱っぽさや関節の動きの制限を伴う場合があります。
  • 動かしにくさや力が入りにくい
    炎症によって腱の動きがスムーズでなくなり、指や手が思うように動かせなくなることがあります。
    物をしっかり持てない、ボタンを押しにくいなど、日常の細かな動作に支障が出ることもあります。
  • 症状が悪化するタイミング
    長時間の作業や同じ姿勢・動作を繰り返すことで症状が悪化しやすくなります。
    夕方や夜など手を酷使した後に強く出やすく、進行すると安静時にも痛みやだるさを感じるようになります。

 

これらの症状に心当たりがある場合は、できるだけ早めに対策を講じることが大切です。

放置すると症状が慢性化し、回復に時間がかかるケースもあります。

 

少し違和感がある程度の軽い段階であれば、後程紹介する予防・対策で対応できるかもしれません。

しかし、すでにかなり痛みがある場合はまず医療機関を受診し、その上で、今後繰り返さないために予防策を取り入れていきましょう。

 

マウス腱鞘炎の主な原因

マウス腱鞘炎は、日々のパソコン作業のなかで知らず知らずのうちに手や手首へ負担をかけてしまうことで発症します。

特に、長時間にわたるマウス操作や身体に合っていない作業環境は、手首や指の腱・腱鞘に大きなストレスを与える要因となります。

 

マウス腱鞘炎を引き起こす主な原因は次の通りです。

  • 手首や指への過度な負担
    同じ筋肉や腱ばかりを使い続けることで、炎症や痛みが発生しやすくなります。
    不自然な姿勢やマウスの重さ・形状によっても余計な力がかかり、腱鞘炎のリスクが高まります。
  • 長時間のマウス操作
    マウスを長時間使い続けることで、クリックやドラッグなどの反復動作が手首や指の腱・腱鞘に摩擦と負担をかけ、炎症が起きやすくなります。
    特に、マウスを強く握る、手首を浮かせたまま操作するといった姿勢は負担を増やすことになります。
  • マウスの形状やサイズが合っていない
    マウスが手のサイズに合っていないと自然な持ち方ができず、手首や指、手のひらに無理な力がかかります。
    特に、ボタンが遠い・重い、形が平たすぎるなどのマウスは、腱や筋肉への負担を増やす要因になります。
  • デスクや椅子の高さが合っていない
    イスやデスクなどの作業環境が体に合っていないと不自然な姿勢となるので、手首や前腕に余計な緊張が生まれます。
    理想的には、肘が90度に曲がり、前腕がデスクと平行になる高さに調整し、足が床につくようにするのが望ましいです。

 

こうした要因は、日常の小さな習慣の積み重ねによって進行します。

違和感を感じた時点で早めに対策をとることが、重症化を防ぐ上で非常に重要です。

 

マウス腱鞘炎の予防・改善方法

マウス腱鞘炎は、日常のちょっとした姿勢や習慣の積み重ねによって引き起こされることが多いため、早い段階で対策を取ることが大切です。

 

症状を予防・改善するための方法は次の通りです。

  • エルゴノミクスマウスの導入
    エルゴノミクスマウスは、人間工学に基づいて設計されており、手首や指への負担を軽減する効果があります。
    特に、縦型マウスや手のひらで包み込むタイプは、手首をひねらずに自然な姿勢で操作できるため、腱鞘炎の予防・改善に有効です。
  • リストレストやパームレストの活用
    リストレストやパームレストを使うことで、手首が反り返ったり無理な力がかかるのを防ぎ、自然な姿勢を保ちやすくなります。
    適度な高さとサポート力のある素材を選ぶことで、長時間のマウス操作でも手首への負担を軽減できます。
    設置位置も重要で、手首が自然に乗るように調整しましょう。
  • 作業環境の見直し(デスク・椅子の高さ調整)
    椅子の高さは足が床につき、膝が約90度になるように調整し、デスクの高さは肘が自然に曲がり前腕が水平になる位置が理想です。
    マウスやキーボードは体の正面に配置し、手首が反ったり横に曲がらないようにします。
    必要に応じてリストレストや肘掛けを活用し、作業中も定期的に休憩を取りましょう。
  • 定期的なストレッチや休憩
    数時間に1回は手首や指を伸ばすストレッチを行い、筋肉や腱をリフレッシュさせましょう。
    手首を回す、指を反らす、肩を回すなどの簡単な動作でも効果があります。
    目の疲れを感じたときは遠くを見てリラックスするなど、全身のケアも意識するとさらに効果的です。
  • マウスの持ち方・操作方法の工夫
    手首だけで操作せず、肘や肩を使って腕全体でマウスを動かすように意識しましょう。
    マウスは軽く持ち、クリックやスクロールも最小限の力で行います。
    手首と前腕ができるだけ一直線になるような姿勢を心がけ、リストレストの使用も検討するとよいでしょう。

 

作業に集中しすぎるあまり、知らず知らずのうちに力が入ってしまうため、定期的に休憩や意識的に力が入りすぎていないか確認するようにしましょう。

これらの予防策を日常に取り入れることで、マウス腱鞘炎の発症リスクを大幅に下げることができます。

 

 

腱鞘炎予防マウス(エルゴノミクスマウス)とは?

マウス腱鞘炎を予防できるエルゴノミクスマウスについて解説します。

 

人間工学に基づいたマウス

腱鞘炎予防マウス(エルゴノミクスマウス)は、パソコン作業時に手首や指への負担を減らし、腱鞘炎のリスクを下げることを目的に作られたマウスです。

 

腱鞘炎予防マウスはエルゴノミクス(人間工学)を意識した設計になっていて、手のひらや指が自然な位置で使えるような形状が特徴です。

例えば、手首をひねらずに使える縦型のようなマウス、手のひら全体で包み込むように持てるタイプなどいろいろな工夫がされています。

 

こういった設計によって、手や指の筋肉・腱への負担が分散されるので、長時間作業しても疲れにくく、腱鞘炎の予防につながります。

 

手首を自然な角度で保てる【重要】

マウス 腱鞘炎 通常マウス1

マウス 腱鞘炎 通常マウス2

(通常のマウスの場合)

自然な状態の手首は軽く斜めになっていますが、一般的なマウスを使用する際には、手のひらを机に対して水平にして手首をひねった状態になります。

 

つまり、マウスを持つこと自体が手首に負荷がかかっている状態というわけです。

この不自然な姿勢が長時間続くことで、手首や前腕の筋肉・腱に余計な負担がかかりやすくなります。

 

マウス 腱鞘炎 エルゴノミクスマウス1

マウス 腱鞘炎 エルゴノミクスマウス2

(エルゴノミクスマウスの場合)

一方で、エルゴノミクスマウスでは、手首の角度が自然な状態に保たれるように設計されているため、手首のひねりを避けることができます。

これにより、手首や前腕の筋肉・腱にかかる負担が大幅に軽減され、長時間の作業でも疲れにくくなります。

 

特に縦型マウスは、手を握手するような角度で保持できるため、手首がひねられることなく、よりリラックスした姿勢でマウス操作をすることができます。

 

エルゴノミクスマウスを選ぶ際の注意点

エルゴノミクスマウス1

エルゴノミクスマウス2

エルゴノミクスマウスは、必ずしも画像のように角度のついたマウスではない点に注意が必要です。

通販サイト等で「エルゴノミクスマウス」で検索すると、まれに通常のマウスのようなものがヒットする場合があるので、よく確認して選びましょう。

 

エルゴノミクスという言葉自体は人間工学という意味なので、必ずしも角度のついたマウスという意味ではありません。

大半の場合は、エルゴノミクスマウスと言えば、角度のついたマウスであることが多いですが、他の部分で人間工学を取り入れたマウスもあります。

例えば、手の形にフィットした形状という意味で人間工学にもとづいたマウスもあります。

 

マウス腱鞘炎を抑える対策は先ほど解説した通り色々ありますが、その中でも重要なのが手首を自然な角度で保つことが重要なので、角度のついたマウスという意味での「エルゴノミクスマウス」を探すようにしましょう。

 

また、エルゴノミクスマウスに関わらずマウス選び全般に言えることですが、自分の手のサイズに合ったものを選ぶことが重要です。

 

 

エルゴノミクスマウスのメリット

エルゴノミクスマウスのメリットについて解説します。

 

手首や腕への負担軽減

エルゴノミクスマウスを使う最大のメリットは、手首や腕への負担を大きく減らせる点です。

 

一般的なマウスだと、手のひらを下に向けて操作するため、前腕が内側にねじれた状態(回内位)になります。

この姿勢だと、手首や前腕の筋肉・腱に余計な力がかかりやすく、腱鞘炎や手首の痛み、さらには肩や肘への負担が増える原因になることもあります。

 

その点、エルゴノミクスマウスは、手首や腕が自然な角度(握手する時のような縦向き)になるように設計されているので、筋肉や腱に無理な力がかかりにくくなっています。

さらに、マウス本体の形状やボタンの配置も手の動きに合わせて工夫されているため、力を入れずに操作できるのも特徴です。

 

長時間使用でも疲れにくい

一般的なマウスだと、手首や指、前腕の筋肉に負担がかかりやすく、長時間使っていると腱鞘炎や手首の痛み、肩こりといったトラブルの原因になりがちです。

 

エルゴノミクスマウスであれば、手首や腕の筋肉が無駄に緊張せず、余計な力を入れずに操作できるので、長時間作業しても疲れが溜まりにくくなります。

 

自然な握り心地

エルゴノミクスマウスは、手のひらを斜めに置くような形状で、指が無理なくボタンに届く配置になっているので、自然な握り心地でマウスを操作することができます。

 

また、本体に厚みや丸みを持たせている製品が多く、手全体で包み込むように握れるため、細かい操作のときも余計な力が入りにくいのが特徴です。

 

 

マウス腱鞘炎についてのよくある質問

マウス腱鞘炎やエルゴノミクスマウスについてよくある質問を解説します。

 

マウスの持ち方や操作方法で気をつけるポイントは?

マウスは手のひらで軽く包み込むように持ち、指先に力を入れすぎないようにしましょう。

 

「力入れてないけどなぁ…」と思っていても作業に集中しすぎると、知らず知らずのうちに力が入ってしまうことがあります。

作業に集中できることは素晴らしいですが、一息入れるタイミングで一度力が入っていないか確認するのも良いかもしれませんね。

 

また、手首だけで動かすのではなく、腕全体を使って操作する意識を持つことが大切です。

これに関しては正直私もできていませんが、腱鞘炎の観点から言うと手首と腕ができるだけ一直線になる姿勢を保つのが良いですね。

 

腱鞘炎になった場合、仕事やパソコン作業は続けても大丈夫ですか?

軽度の症状であれば、先程まとめたマウス腱鞘炎の予防・改善方法を参考に、マウスやデスクなどの作業環境を変えたり、姿勢や定期的に休憩を入れたりすることで続けられることもあります。

 

ただし、痛みや腫れが強い場合は無理をせず、できるだけ作業を控えることが望ましいです。

状態に応じて整形外科を受診し、適切な治療を受けましょう。

その上で、予防や改善方法を取り入れると良いでしょう。

 

腱鞘炎を悪化させないために日常生活でできることは?

仕事でマウスを長時間使う方はなかなか難しいですが、できるだけ手や手首に負担をかける動作を避け、こまめな休憩やストレッチを意識しましょう。

痛みがある場合は冷却や安静が基本でサポーターの使用も有効です。

また、作業環境の見直しや、生活習慣の中での手首への負担軽減も重要です。

 

 

まとめ:エルゴノミクスマウスを検討しよう!

この記事では、マウス操作による腱鞘炎の主な症状や原因、改善ポイントやその対策の内の1つであるエルゴノミクスマウスについて解説しました。

 

改めて重要なポイントをまとめておきます。

この記事の重要なポイント
  • マウスの使いすぎが腱鞘炎の原因になる。
  • 症状には痛み・しびれ・動かしにくさなどがある。
  • 長時間の作業不自然な姿勢がリスクを高める。
  • 作業環境やマウスの持ち方を見直すことが大切。
  • エルゴノミクスマウスは負担を軽減できる。
  • リストレストやパームレストで手首の負担を減らせる
  • 定期的なストレッチと休憩が予防に効果的
  • マウスは自分の手のサイズに合ったものを選ぶ

 

マウスの長時間使用による腱鞘炎は、誰にでも起こり得る現代病の一つです。

痛みやしびれなどの症状は、作業効率の低下や日常生活にも支障をきたす可能性があるため、早めの対策が重要です。

 

その中でも、エルゴノミクスマウスがおすすめで、人間工学に基づいた設計により、手首や腕への負担を大幅に軽減し、腱鞘炎の予防・改善につながります。

さらに、作業環境の見直しや正しい姿勢、こまめな休憩やストレッチを習慣づけることで、負担を減らし健康的にパソコン作業を続けることができます。

 

快適で痛みのない作業環境づくりの第一歩として、エルゴノミクスマウスの導入をぜひ検討してみてください。


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