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マザーボードのメモリスロットについて

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マザーボード

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マザーボードのメモリスロットは、メモリを取り付けるためのスロットですが、スロットの規格や数、取り付け位置に注意して、マザーボードやメモリ選び、メモリの取り付けをする必要があります。

もし、間違えてしまうとメモリを取り付けられなかったり、最大限にパフォーマンスを引き出せなかったりします。

 

この記事では、マザーボードのメモリスロットについて基本的なところからこれらの注意点を解説していきます。

 

この記事の重要なポイント
  • マザーボードのメモリスロットは、メモリを搭載するために使う
  • スロットには規格(例:DDR4、DDR5)があり、メモリ規格と合わせる
  • 規格毎に物理的形状が違うため、スロットとメモリで規格が違うと取り付けられない
  • メモリの向きを間違えないよう、切り欠き位置を確認する
  • メモリスロット数は、マザーボードの規格で大体決まる
  • デュアルチャネル構成により、メモリの性能が向上する。

 

マザーボードの規格や各部品の名称、性能面・互換性の観点からの選び方も解説しています。

≫ 関連記事:自作PCのマザーボードの選び方【性能面 / 機能面 / 互換性】

 

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マザーボードのメモリスロットについて

マザーボードのメモリスロットの基本的なところを見ていきましょう。

 

メモリスロットとは?

マザーボード メモリスロット

メモリスロットとは、マザーボード上にある物理的なスロット(挿入部分)のことで、メモリを取り付けるために使います。

通常、マザーボードには複数のメモリスロットがあり、メモリ容量や搭載する枚数によってメモリの性能が決まります。

 

各スロットには、特定の規格(例:DDR3、DDR4、DDR5)に対応しており、適切な規格のメモリを挿入する必要があります。

 

また、デュアルチャネル構成にすることにより、通常よりデータ転送速度を速くなるため、さらに性能を向上させることができます。

ただし、メモリスロットに全てのメモリを取り付ける場合は問題ないですが、一部だけ使う場合はメモリを取り付ける位置にも注意が必要です。

ケンさん

特定の位置に搭載することでデュアルチャネル構成になるからな!

 

メモリスロット数

メモリスロット数は、マザーボードに取り付けることができるメモリの数を表します。

 

メモリスロットはマザーボード上に物理的なスペースが必要なため、マザーボードの規格によって大体のメモリスロット数が決まってきます。

マザーボードの規格物理的なサイズ
(mm / W × H)
メモリスロット数
ATX244 × 305・大体が4スロット
・まれに2スロット
Micro-ATX244 × 244・2, 4スロットが半々ぐらい
Mini-ITX170 × 170・大体が2スロット
Extended ATX
(E-ATX)
330 × 305・大体が4スロット

大体が2スロット、4スロットですが、ATX, E-ATXといった通常サイズ以上であれば4スロット、小型の自作PCを作ろうと思っている場合は2スロットという感じになるかと思います。

また、サーバー向け・ワークステーション向けのマザーボードであれば、よりスロット数は多くなりますね。

 

例えば、メモリスロットが4つの場合は、メモリを最大4枚まで搭載することができます。

全てのメモリスロットを埋める必要はなく、最低でも1枚挿せば動作はします。

 

しかし、この場合のメモリ枚数の一般的な選択肢としては、メモリ2枚かメモリ4枚です。

1枚や3枚の奇数にすると全てのメモリをデュアルチャネル構成で動作させることができないため、最大限パフォーマンスを引き出すことができません。

ケンさん

昔作った自作PCでメモリが余っていて流用する時とか、とりあえずメモリを増やしておきたいみたいな時は1枚や3枚になる場合もあるから絶対NGってわけじゃないで!

 

そのため、新しく自作PCを組む場合は、基本的には2枚、4枚といった偶数枚にしてデュアルチャネル構成にするのが一般的です。

また、メモリの製品もそれに合わせて2枚組、4枚組で販売されていることが多いですね。

 

メモリ規格毎に物理的な形状が違う

メモリスロットは、メモリの規格毎に物理的な形状が異なるため、メモリスロットに合った規格のメモリを選ぶことが重要です。

 

マザーボード メモリスロット DDR5とDDR4の切り欠き位置比較

上がDDR5、下がDDR4です。
赤線は中央を示しています。

例えば、DDR5、DDR4のメモリスロットを比較すると、それぞれ切り欠き位置が違うため、異なる規格のメモリはメモリスロットに取り付けることができません。

また、中央ではないところに切り欠きがあるので、逆向きに取り付けることもできないようになっています。

 

このように、切り欠き位置は、メモリにある物理的な切り込みで、対応した規格、正しい向きでメモリを挿入するためのガイドとして機能します。

したがって、マザーボードやメモリを選ぶ際には、メモリの規格が合っているものを選ぶようにしましょう。

 

 

まとめ:メモリとマザーボードのメモリスロットの規格は絶対に揃える!

マザーボードのメモリスロットの基本的なところからスロットの数、形状の違い、最新のメモリ規格について解説しました。

 

改めて重要なポイントをまとめておきます。

この記事の重要なポイント
  • マザーボードのメモリスロットは、メモリを搭載するために使う
  • スロットには規格(例:DDR4、DDR5)があり、メモリ規格と合わせる
  • 規格毎に物理的形状が違うため、スロットとメモリで規格が違うと取り付けられない
  • メモリの向きを間違えないよう、切り欠き位置を確認する
  • メモリスロット数は、マザーボードの規格で大体決まる
  • デュアルチャネル構成により、メモリの性能が向上する。

 

メモリ規格ごとに物理的な形状が異なるため、必ず対応する規格のメモリを選ぶようにしましょう。

特に、現在の主流であるDDR4やDDR5のメモリを選ぶ際には、マザーボードがどの規格に対応しているかを確認することが大切です。

 

マザーボードの規格や各部品の名称、性能面・互換性の観点からの選び方も解説しています。

≫ 関連記事:自作PCのマザーボードの選び方【性能面 / 機能面 / 互換性】

 


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